月刊俳句誌ゆめ俳句会

投句作品

2025/5・21

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川 柳


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嫌な先輩や、うるさい先輩の居ない新しい俳句会
俳句に文句の言いたい人、俳句や俳句会に不満のある人
とにかく俳句を始めてみなければ何も言えませんよ!


作品は、毎月21日~翌月20日までに

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当季雑詠

会員の投句数は5句まで(会員外は2句まで)

今の季節とは違う季節の俳句は掲載も講評も致しません

仮名遣いは問いません


(2025年4月21日~2025年5月20日分)

浄土など無いと言ふ人麗かな

明子

田水引く農が生き甲斐棚田かな

美千代

根曲りの竹の子あちらこちらかな

吾郎

果てし無き越後平野の植田かな

美奈

郭公の良く鳴く羽咋の妙成寺

千草

粽結ふ婆の手際に感心す

勝彦

山笑ふヨガ教室のお爺さん

勇次

滝の音間近に何もかも忘れ

よし子

仲見世に風船売りとたこ焼き屋

アメリカン

水芭蕉これから先は土砂崩れ

次郎

草笛を吹けると言ふ子河原道

百合子

淡竹の子店頭に置く道の駅

健太

田水引く米高騰の記事を読み

坊主

若葉山城跡までは六千歩

たけし

小鼓の紅緒あざやか花の宴

節子

老鴬の声の頻りや浅間山

八重

雪形にそろそろ農具の手入れ時

まさる

遍路道外人ばかりのお土産屋

陽子

ほと神を祀る参道蕗の薹

悠司

春宵や長押の小面笑ひをり



夏立つ日男は鍬を担ぎたり

京子

紙風船富山の薬今年また

和男

山城の跡の掘割り紋白蝶



カード決済分からぬ世界春愁ひ

英夫

孫を連れ動物園のうららかな

旋風

隅田川桜の下の東北弁

ガロ

藤村の千曲の流れ花菜かな

凡太

山裾に桃の花咲く甲州路

百合

葉桜や山の名を聞くドイツ人

孝志

短調も長調もある春の雨

新太郎

春炬燵ついつい眠りに落ちにけり

純子

青シート敷きて家族の花の宴

妙子

保育園散歩の途中土筆摘む



春暑し天平仏のふくよかに



青空を目差す芽吹きの鼓動聞く

義弘

言ひ合ひの後悔しきり花杏

太郎

能登半島水禍の跡の黄水仙

憲子

燕らは琵琶湖の水の泥運ぶ

明美

揚雲雀鳴き声ばかり姿見ず

裕次郎

何するも老いを感じる夕霞

幸子

芽柳を滑り落ちたる雨の粒

八重子

万博へ誘ひの電話春寒し

一太郎

ペンションは廃業庭に残る雪

直治


(寸評・指導等は2025年8月中旬に行います)



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