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2024/1・2
佳句
炎天の匂ひ巻き上げ通り雨 山上 邦夫
山の名と同じ名の駅花こぶ 島田たゞ緒
背中掻く竹の物差し昭和の日 高橋由兵衛
敗戦忌書斎の壁の世界地図 堀 勝
鉄工所の正午のチャイム秋暑し 玉井はるみ
白桃のつるりと皮のむける時 竹村 忠士
百段の苔の磴踏む施餓鬼寺 山上 正視
僧堂の下駄の緒白し涼新た 岩下 光子
梅雨明けや海野格子の窓あかり 丸山 匡
盆棚や座敷に響く大鼾 小林 きく
ドーナツの砂糖の指や秋暑し 北村 克子
収穫の西瓜撫でたり叩いたり 寺田 市子
長崎の鐘歌ふ卒寿や生身魂 神谷 順子
深爪の絆創膏や終戦日 猪瀬 武邦
見送りは曲がり角まで立葵 千野 洋子
飯綱の湖へ連なる濃紫陽花 本道 清乃
路地裏の三角ベース夏休み 木村 広子
十六夜の女ばかりの終電車 杉山美津子
十薬の匂ふ稲荷社路地の奥 滝澤 芳郎
糠漬の天地がへしや夏旺ん 岩下 光子
炎天の石工の親子鑿を打つ 松下 栄子
雨の夜や源氏蛍も傘の中 川久保妙香
夏草に埋もれし村の忠魂碑 宮尾 進一
小春日やふらり立ち寄る古本屋 安藤 勝之
濡れ縁のペンキ塗り替へ萩の風 佐藤 俊江
花りんご丘の小さなキルト展 永井美登子
夕桜クレープ売りの屋台かな 戸谷 由美
夏近しお天気アナのワンピース 戸谷 有伽
給油所のセルフサービス花の冷え 横田登美子
飛花一片何処から来て何処へ去る 竹村 忠士
満開の桜の中の公会堂 瀧澤 葉子
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電話026−226−2845
東福寺碧水
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